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小野さとるのブログ


2008年09月07日(日)

1 私の履歴書 野依良治氏

今月の日経新聞の私の履歴書は、2001年にノーベル化学賞を受賞された野依良治先生であり、ここ数日は京大工学部有機化学系教室の歴史が書かれており、非常に興味深く読ませていただいている。本日の記事には、私も教えたいただいた吉田善一名誉教授、伊藤嘉彦教授、田伏岩夫教授などのお名前があがっており、当時の京大工学部化学系教室のエネルギッシュな雰囲気が伝わってきた。

私は学生時代3回生までは野球に熱中するあまり勉学を忘れており、4回生になったとき自分なりに勉学に復帰することを決意した(5日の野依先生の手記には、先生は3年のとき勉学に復帰する決意をされたとなっている)。そのとき選んだ研究室が田伏先生の研究室で当時のことを思い出しながら、野依先生と田伏先生を重ねた。当時田伏先生は、化学反応、理論を駆使し生体機能をモデル化するという分野の先駆者として活躍されており、私はなんとなく惹かれるものがあったのでそこへ飛び込んだ。院試に何とか通り、いよいよ修士課程1年という3月に田伏先生は、病で逝ってしまわれた。まさに青天の霹靂であった。ご家族にも、研究室関係者にとっても痛恨の極みであった。

しかし、その後旧田伏研の方々もそれぞれの道を切り開かれ、ご活躍で、先日の合成化学科の同窓会に多くの方が出席されていました。私は、今はまったく違う分野で仕事をさせていただいていますが、新しい世界を切り開くには、エネルギッシュでなければならないというのは必要条件であることは、どの分野にも共通することと思う。

Tags: [Diary]

2 第4回 近畿の環境団体情報交流会に参加しました

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今日、午前10時から京都テルサで近畿環境団体情報交流会が開催されましたので、出席しました。わたしは午前だけの参加になりましたが、基調講演と対談を聞くことができました。

基調講演の一つ目、淀川水系流域委員会委員長の宮本氏は、治水の考え方を根本的に考え直す必要がある。川を効率よく水を下流に流す排水路とするのではなく、中流域に貯水機能をもたした小さな貯水池が有るような自然に近い形での治水を考える必要があるといわれてました。

二つ目の村井衆議院議員は、今取り組んでいる地球温暖化防止法におけるカーボンディスクロージャー制度と生物多様性基本法についてお話がありました。生物多様性基本法のところでは、環境アセスメントが適切にできない現制度について修正が必要とのことでした。環境アセスメントの難しさは、結局完全な第三者なんてありえないということで、開発による便益と開発によってもたらされる負の部分としての環境破壊の影響を正確に判断できるかというところであろう。

さて、もうひとつの地球温暖化防止法のところでは、結局CO2の排出量を公開し何らかの規制値を設けて、罰金と報奨金が行き交うシステムを作ることらしい。私は、あまりややこしい制度を作るのには賛成できない。地球温暖化の原因がまだ科学的にはっきりとしていないからである。CO2排出量を抑えるということであれば、電気料金、ガス料金に適当な割合で課税し、それを財源として新技術の開発のための投資に当てればよいと考える。

内 容

基調講演 10:00〜11:00

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  • 「不自然な琵琶湖・淀川」 宮本博司 氏 (淀川水系流域委員会委員長)
  • 「環境政策最前線」    村井宗明 氏 (衆議院議員)
対  談 11:00〜12:00

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  • 「水環境と人間社会」   宮本博司 氏 × 村井宗明 氏

Tags: [Environment]

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